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和泉屋(静岡市・蒲原宿)概要: 当建物は天保年間(1830〜44)に上旅籠建築として建てられたもので、木造2階建、切妻、桟瓦葺、平入、外壁は下見板張、1階正面に下屋を設け、2階開口部の手摺の意匠などが当時の名残を感じさせてくれます。江戸時代後期には間口が6.1間でしたが、現在は鈴木家と「お休み処」に分けられ内部に仕切り壁が設けられています。蒲原宿に残る数少ない旅籠建築の遺構で(往時は蒲原宿に42軒の旅籠があった)、伝統的な町並みを構成する要素として貴重な存在で平成18年(2006)に国の登録有形文化財に登録されています。
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和泉屋(旅籠)
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和泉屋(旅籠):写真
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