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塩川宿(喜多方市)概要: 塩川宿(喜多方市)は会津若松城下と米沢城下を結ぶ米沢街道の宿場町で、若松から下街道沿いの最初の宿でした。案内板によると「 阿賀川舟運の拠点として栄えました。会津の米は津川を経て新潟港へ、新潟からは塩や海産物が運ばれていました。人々が行き交う商店街は、屋号を染め抜いた「のれん」が風情ある街並みをつくっていました。」とあります。塩川には会津藩領で生産された米、煙草、塗り物、紅花(米沢藩領で生産されたものが米沢街道で塩川まで運ばれた)、薪炭などが集められ、阿賀野川舟運によって加工である新潟に運ばれ、そこから北前舟で大坂や京都といった大消費地に運ばれていきました。逆に日本海の海産物や塩、綿反、反物などが一端塩川まで運ばれそこから鶴ヶ城下をはじめ領内に運ばれていきました。会津藩も塩川を重要視し舟番所や勤番所などの藩の役所も設けられ多くの役人が川港の管理や警備などを担いまいた。塩川宿の最盛期には60余隻の帆舟が並び会津藩の藩蔵や舟問屋、大商人の屋敷が軒を連ねてきましたが、明治時代に入り近代交通が整備されると次第に舟運が衰退しました。正面の建物の多くは建替えられましたが敷地背後には多くの物品蔵が残され当時の繁栄が窺え,金比羅神社や別府一里塚(福島県指定史跡)などの遺跡が点在しています。
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塩川宿 |
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[ 付近地図: 福島県喜多方市 ]・[ 関係リンク: 喜多方市 ] |
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塩川宿:観光・見所 |
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