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脇本陣(旧林家住宅)概要: 起宿の脇本陣は江戸時代初期の寛永18年(1641)に始めて設置され、当初は佐太郎家が担っていましたが、江戸時代中期の享保5年(1720)以降は林浅右衛門家が世襲しました。天保14年(1843)に編纂された「美濃路宿村大概帳」によると建坪が約136坪で街道沿いには表門が設けられ、建物には式台、玄関、広間、二ノ間、上段の間などがある格式の高い建物でした。明治24年(1891)の濃尾地震により大破し、翌年に江戸時代末期の町屋建築の様式を引き継ぐ形で再建されました。旧林家住宅は当時の町屋建築の遺構として貴重な存在で優良な町並みを構成する一翼を担っていることから国登録有形文化財に指定されています。現在は一宮市歴史民俗資料館別館として一般公開されています。
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起宿脇本陣
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写真
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