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鬼怒川温泉(日光市)概要: 鬼怒川温泉は元禄4年(1691)、地元の住民により発見されたのが始まりと伝えられています。当初は滝温泉と称し村人達によって管理されていましたが、思わぬ名泉だった為、領内を支配していた日光奉行が目を付け度々所有権争いが繰り広げられました。宝暦元年(1751)、日光奉行に所有権が移ると日光東照宮に参拝に来た諸大名や僧侶などの占有となり一般住民や会津西街道の旅人達の利用は極端に制限されました。明治時代に入ると住民にも開放されるようになり、さらに対岸に藤原温泉が発見されると広く知られるようになりました。日光東照宮への観光が盛んになると下野電気鉄道(現・東武鬼怒川線)など交通網が敷かれ飛躍的に温泉街として発展、さらに水力発電所によって鬼怒川の水位が押さえられると川床から多くの源泉が発見されると一大温泉地として開発されるようになりました。昭和2年(1927)には滝温泉と藤原温泉を合わせて「鬼怒川温泉」に改称、特に「関東の奥座敷」として全国でも有名な温泉街に発展しました。
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鬼怒川温泉の泉質: アルカリ性単純泉、無色、無味無臭、34〜53℃
鬼怒川温泉の効能: 関節痛・美肌効果・リウマチ・神経病、特に火傷
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鬼怒川温泉 |
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[ 付近地図: 栃木県日光市 ]・[ 日光市:歴史・観光・見所 ] |
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