出羽街道: 大毎宿(吉祥清水)

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大毎宿
大毎宿(村上市)
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概要:歴史・観光・見所
大毎宿概要: 大毎集落(新潟県村上市)の発生は不詳ですが慶長2年(1597)に描かれた「越後御絵図」で大事村には42軒の家屋があったとされ、歴史のある集落だったと思われます。江戸時代に入り出羽街道が整備されると宿場町として整備され大沢峠を控えていた事から多くの旅人に利用されていたと思われます。現在は旧出羽街道旧国道が混在し、概ね旧国道沿いに民家が建替えられたようですが、落ち着いた町並みが形成されています。大毎宿の鎮守と思われる八幡神社の創建は不詳、明治になってから周辺の神社と合祀し主祭である応神天皇(八幡神)の他、様々な神様が祭られています。社殿は入母屋、桟瓦葺、妻入、間口3間、奥行4間、正面1間向拝付、外壁は真壁造、素木板張、向拝木鼻には獅子と象、欄間には龍の彫刻が施され、内部には宮殿が安置されています。大毎宿の名所とされる「吉祥清水」は吉祥岳からの伏流水を大正13年(1924)に約900mの導水路を整備して集落内に引き込んだのが始まりとされ、現在でも毎分2tの湧水が湧き出ていて約90世帯の飲料水や生活水として各家々で利用されています。「吉祥清水」は平成19年(2007)に「新潟県の輝く名水」に認定され、平成20年(2008)に環境省による「平成の名水百選」に選定されています。「吉祥清水」を利用した町づくりも盛んで銘酒「日本国」の仕込み水や隣接する満願寺(曹洞宗)境内で行われるイベント(おおごと名水まつり)などにも利用されています。
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